8/1(水)〜5(日)、西荻窪FALLでの展示では
たくさんの方にいらしていただき、心から感謝しています。
今回は定番の器と一点物の器を展示しました。
この四角いシリーズは釉薬で出来た美しい模様が
翡翠のような石をイメージさせる器たちです。
22センチ角の土のスライスを3パターンの形に起こしました。
仕上がりは約20センチです。
同じ大きさの物でありながら、
釉薬で出来た表情によって
その偶然性、希少性から判断して
お値段を¥5,000〜¥10,000まで幅をつけました。
その判断は自己的なものでしかないのかな?と気持ちも揺れましたが、
実際に手を取ってみてくださる方は
私と同じようにそれを感じてくださっているのを共有でき、
とても励みになる体験となりました。
ここに或る方からのメッセージをご紹介させていただきます。
「内山さんの作品、実際に見に行って、
触れることができて、すごく良かったです。
四角いお皿でも向きによって印象が変わったり、
手に取った触感や重みが心地よかったり、
滅多に出ない/偶然に出た模様や色のものは値段が高かったり・・・
ぼく自身は買わなかったんだけど、
すごーく、良かったです。
作り手の話を聞いて、そして自分が気に入って買った器なら、
それは愛情をもって大事に使うんだろうなぁと思いました。
そして、その器に乗っている料理はおいしいはず!」
器って日常にワクワクをもたらしてくれる物と思ってます。
まずは手に触れ、感覚にスイッチを入れる、
そして、自分に取り入れていく・・・
『まずは手に触れる』そのことが大事。
ありふれた物(事)に意識を吹き込む、それが豊かさだと感じます。
定番のものたちはリピーターで来てくださる方々に
「こないだいただいていったのをまた欲しいなと思っていたのよ。」
と、また同じものが手に入る事をとても喜こんでいただきました。
これもまた大事な事だと心しました。
猛暑の続いた5日間、
会場まで足を運んでくださった皆様ありがとうございました。
たくさんの愛に支えられている事に感謝しております。
小さい方の葉皿(ギボウシ)、小さい蓮皿は
FALLにて引き続き販売してくださっています。
本当にありがとうございました。