今宵はこぼれ落ちてきそうなほどの星〜☆
家の外でも天の川が見えてるけど、
海まで出かけてみた。
星々の広がりは地面とのつながりを薄くして、
白く浮かぶ海までの道は身体との距離感があやふやになって
宙を浮くような気分。
まるで銀河鉄道の夜の世界。
視界に入りきらない真っ白い天の川の流れを見渡して座り、
ウィンティーと一緒にカリンバを奏で、
カシオペア座の横をゆっくり尾を引く流れ星が
スローモーションのように姿を消していく・・・
お願いごとはできなかったねとウィンティーは残念そう。
海風に身体が冷えて、
星の海原を背に暗闇に浮かぶ白い道をたどり、
物語は終わりになりました。