20、21日、白浜の海女まつりでした。
白浜は海女で栄えた町、今も300人ほどの海女さんがいるそうです。
そのお祭りのメインイベント、『海女の夜泳』。
松明を持って夜の海を泳ぐのです。
なんとその中に私も白装束で身をまとい海女のふりして参加したのです。
「この樽は何に使うんだ?」っておじさんが私に聞いてきた。
「これはウキで海で浮いてる時に使うんですよ。」と海女のふりして答えておいた。
「海女さん!一緒に写真とってもいいですか?」と記念撮影にも答えたりして。
「お〜、若い人もいるんだなぁ。」って声が聞こえてきたり。
・・・ん?違うけどね・・・。
一緒に泳ぐベテラン海女さんたちにも
「どこね?」(たぶん漁の持ち場のこと)と聞かれ、
「館山。・・・あ、海女じゃないですよ。」
「あ〜、そうかい。ま〜、館山かね、そりゃえらいこと。」
なんてやりとり。
海までの花道には大勢の観客。
「かんばって〜!」
いろんな人の声援の中、松明の炎が揺れ気持ちが盛り上がる。
ウキ樽と松明を持って、足を沈めて泳ぐのはかなりきつい・・・。
後ろのベテラン海女さんに押してもらいながらなんとかみんなについていった。
おばちゃんたちはやはりさすが!慣れたもので結構速くてびっくりでした。
松明の明かりが輪になり、
海に浮かびながら花火があがり始める。
「サイコー!」
気持ちが盛り上がるけれども、泳ぐ足はかなり必死!!
海から上がり花道を戻る時には、
「よかったよ〜!」
「ごくろうさま〜!」
拍手喝采で笑顔で皆さんが迎えてくれた。
二日目は雨がぱらつき、波も荒く、これまた泳ぐのがもっと必死だったけど、
なんとも貴重な体験をさせて頂きました!
『一緒にやる?」って誘ってくれた蛸姫さんのおかげです。
ありがとう!
写真が撮れなかったのが残念。
これは去年の写真です。
いい思い出になりました!
また来年も参加したいなぁ。