マローがうちにやってきて3週間になろうとしています。
すっかり落ち着いて、バタバタせわしなく動き回る事もなくなり、
私の後を追っかけてばかりだったのも安心して寝ててくれるようになり、
うちの子になってくれたんだと嬉しく感じています。
我が家には今、3匹の犬がいます。
去年の2月にうちの子になったソール、そしてマローは
『Wanderful Dogs』というNPO団体から譲り受けた子たちです。
2匹とも崩壊した繁殖場からレスキューされた子です。
体を酷使して子を産み続けさせられ、
いらなくなったら崩壊現場に置き去りにされ、
もしくは保健所に捨てられる命でした。
『Wanderful Dogs』では犬の保護活動をしています。
保健所から救出したり、崩壊した繁殖現場からドロドロの子たちを引き上げ、
体をきれいにしてあげて、病院に連れて行き、
検査、健康の管理、避妊手術をして、
新しい里親さんが見つかるまでボランティアスタッフのお宅でお世話し、
その子が幸せに暮らせるように里親さん希望の方とのお見合いなど
本当に頭の下がる活動をされています。
それにはとても費用がかかります。
応援する皆さんからの寄付金でまかなわれていますが、
大変きびしい状況のようです。
使い物にならなくなればゴミのように捨てられる犬たちがいます。
気に入らなくなったら、他の犬が飼いたくなったから、
飼えなくなったら保健所に持っていけばいいのですか?
その裏で犬の命のバトンをつなぐ努力をしている人たちがいます。
犬たちはどんなに惨い目にあっても人を憎むことはありません。
なのに日々、その純粋な瞳が二酸化炭素のガス室の中で悶え苦しみ
とんでもない苦痛を味わいながら命を落としているのです。
最後に何を思って死んでいくのでしょう・・・
ペットショップに行く前にまずは里親探しのサイトを探してください。
そしてなにより、1頭でも多くの命をつなぐ為に寄付金が必要なのが現実です。
一人でも多くの人がこの現実を知って、お力添えをいただけたら嬉しいです。
まずはこちらをボチッとお願い致します。