これは娘が描いたもの。
前回の記事で私のものを紹介しましたが、
同じワークを娘も一緒にしていました。
前回の記事はこちら
絵の具をたらして紙を重ねたので、反転した同じシミのものです。
私の描いたものを見せないようにしてやりました。
娘の絵のタイトルは『苦しみの宇宙』。
赤い星雲の中を星が流れているようです。
爆発と誕生、そして消滅・・・そんな感じがします。
この頃、娘は精神科に通いはじめて薬を服用するようになり、
精神的にはだいぶ落ち着きを得たのですが、
「心の中が空っぽだ。」と言うようになりました。
宇宙の虚無感・・・
この頃から絵が描けなくなり、描くものが小さくなっています。
絵を完成することができません。
「こんなの全然よくない・・・。」と投げ出してしまうのです。
でも、部分的にとても魅力的で素敵なところを褒めてあげ、
トリミングしたりすると「あ、これいいね!」と
娘もその良さに気がついて喜びます。
そうやって、達成感と充実感を得ることが心の栄養になることでしょう。
人によって捉え方、見え方はこんなにちがうものなのか〜と
アートセラピーをしていると実感します。
違いを認め、自分の考えに幅を持つことは
他者に思いやりが持てることになります。
アートセラピーのグループワークはそれを感じることのできる
素敵なセッションです。
4月から始まるココロのアトリエ[イマアル]で是非素敵な体験をしてください。
自分を知ること、人を知ること、深く流れるあたたかいものに触れてください。
まだまだ、定員にならず募集していますのでどうぞ。
3月末が締め切りです。
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