今週のココロンバ、台風接近でなんだかだるい・・・
子ども達もパワーが落ちていたようです。
サメを描いていたUiちゃん、
上手く描けなくて「めんどくさい・・・。」
そうだよ、こんな日はもっと気持ちに正直にならなくちゃ。
「Uiちゃん、ロウソクの火が描きたいって、さっき言ってたよね。」
「うん、それにする〜。」
色鉛筆を使って黒い紙に描きはじめました。
「火を感じてみてね。どんな火かな?」
そう言うとグルグルと色鉛筆をまわして描きました。
Uiちゃん(小3)
『未来をてらす光るろうそく』
すごく、素敵だね。
でも、本当は心の中はとってもつらいね・・・
Uiちゃんの心にはあったかい炎があるから、
その灯火はちゃんと未来を照らしているよ。
ちなみにKaちゃんにも聞いてみました。
「この火はどんな火だと思う?」
「心をあたたかくする火。」
Kaちゃん(小3)
『飛び立つやさしいわたげたち』
描きたい絵があると言って、早速描きはじめたKaちゃん。
やはり色鉛筆を使っています。
わたげが飛んでいく様子を描いてから、
最後に下の方を黄色の絵の具で塗りました。
「あったかい感じにしたかったから。」と言いました。
内側にはすごくすごく繊細なKaちゃんがいます。
みんなが自分から遠くにいるような感じがあるかもしれないね。
学校でさ〜、先生に褒められてる絵を描いてる子にさ〜、
「上手だね。」って言ったら、「全然上手じゃないよ。」とか言ってさ、
すごいむかつくんだよね。
そうだね、それは本心じゃないもんね。
人にそういう風に褒められた時には「ありがとう。」って言えばいいんだよ。
「ねえ、モコさん、また体の形描いてよ。またぬりえやりたい。」
Kaちゃんがそう言いました。
「じゃあさあ、今度は太陽のエネルギーか月のエネルギーを塗ってみようよ。」
「わかった!じゃあ、月やる!」
先々週にやったときに感じがつかめないでいたから
またやりたくなったのかな?
人を描くことに凄く抵抗のあるKaちゃん、
こういうのなら楽しんでやれるようです。
「月のエネルギーを溜めて、体を作ってるところ。」
良い気を入れて、悪い気を出しているそうです。